鳥羽水族館
ここのところマニアックな水族館を巡っていたが、今回はいわずと知れた有名水族館、鳥羽水族館(http://www.aquarium.co.jp/index.html)に突撃。小学校の修学旅行で訪れたことがあるのだが<そのときの印象はただただ広いにつきる。たしか展示は全て見切れなかったはず。
この日は朝、9時開館とほぼ同時に入館し、ひたすら心行くまで水族館を堪能したら、午後3時半まで水族館にいた。
さて、今回、印象的だった展示は―。
・壁にくっつくオウムガイ。オウムガイの卵。
・ぶた鼻チョウザメ。
・海獣たち。マナティー、ジュゴン、アシカ。
・寺町コレクション(美しく珍しい貝がずらりと並ぶ。保存状態も素晴らしいコレクション。)
・爆笑セイウチショー(おにいさんおねえさんとのボケツッコミも完璧)。
・86本足、56本足のタコ標本。
・イロワケイルカの親子。
・まるでカンガルー、ウィーディー・シードラゴン。(リーフィ・シードラゴンも綺麗。)
土曜日だったが、学生の団体も多く、人手は相当あった。それでも、自分のペースで見れないほどではない。以前行ったときは全く気にもしなかったが、スロープのエリアもあるもののバリアフリーになっておらず、ベビーカーや車椅子で全て回るのは苦労する。ベビールーム、授乳室あり。
ショーや人気の高い動物でエンターテイメント性が前面に出ている水族館だが、イセエビの幼生、オウムガイの卵、スナメリ・イロワケイルカの赤ちゃん等、ここでの珍しい繁殖・誕生例も多く、研究魂も感じる。
田んぼの再現や、日本と世界のザリガニなど、淡水の展示も凝っている。また、ここの水槽は、他館に比べると照明が明るく、アクリルもクリアで、綺麗に撮影することができる。(マナティーなど海獣類の水槽は柔らかい照明になっているので、やや難しい。)
とにかく展示数が多く、見所のある生物も挙げきれないほど。人気のショーも技を見せるだけではなく、飼育員と動物のコミュニケーションを感じるショーに仕上がっている。
一日ここだけで過ごせる水族館であった。