浅草ほおずき市。

浅草でほおずき市というものがあると、ついこの間知った。浅草ならば、近いはず。9日、10日と開催されているらしいが、9日はあいにくの雨だったので、10日にかけてみた。
当初電車で行くつもりで調べていたものの、暑いくらいに晴れたので、自転車で行ってみることにする。
奇跡的に迷わず、目的地に到着。20分かからないくらいで行けたので、思ったより近かったらしい。

駅近くの駐輪場に止めて、姫さんと歩く。人が多くとても暑いが、この雰囲気は好きな方だ。

雷門、到着。さらにもう一つ奥の小船町と書いてある提灯の前あたりからほおずき市の始まりらしい。
仲見世の入り口からがまた遠かった。こけし型の傘やらきんぴかのキーホルダーやら謎の土産物に姫さんが引っかかり、途中、あまりに暑いので「舟和」で芋きんつばソフトを食べてと、ほおずき市のはじまりのお店に着いた頃にもうお昼前。


まずはお参り。なんでも本日7月10日は四万六千日分の御利益があるとか。
そして、本日の目的のほおずき。

法被に鉢巻きで手に鉢を持ち、いかがですかーと声をかけるおねえさんがあちらこちらに。
値段はどうやら一律になっているようで、鉢植えに風鈴付きで2500円、一枝で1000円、ばら売りで5個500円、ばらで籠付きなら4個500円と決まっていた。くるっと見て回って、如何にも江戸っ子といった風情たっぷりのおじさんに「このほおずきは枝振りが良い!これが良いよ!」と進められたので、それに決めた。姫さんがゆっくりと風鈴を選ぶ。
おもちゃやお菓子の屋台を我慢した姫さんに、ばら売りのほおずきを買ってやった。
小舟町の提灯まで戻ると、こんな景色。
新旧建造物の共演。

帰りは少し寄り道して公園でお昼休憩、のち帰宅。暑くて日焼けしたのでぐったり。
下町の祭りを満喫して帰って来て、持ち帰ったほおずきの色と風鈴の音を聞いて、ふと、東京に来た気がした。


本日の走行
Tm 0:48'53
Dst 10.94
Av 13.4
Mx 31.1
Odo 2078.7