バルーンというよりアラジン。

ちっちゃい人達の秋冬服を出し終えたものの、暑さが退かず自分のものはまだいいやと後回しにしている昨今。
急にバルーンスカートが欲しくなった。バルーンスカート、膝上丈のイメージが強く、あまり好きな形状では無かったので、欲しいと思ったことが無かった。が、先日ロング丈のゆるっとしたバルーンスカートを見て、ひとめぼれ。時々街に行ったときにきょろきょろ探していたものの、見つからず、調べてみても布の量が結構あるので、値段もする。
作ることにした。
丈の長い表布と少し短い裏布の2重構造になっていて、短い裏布で表布を内側にひっぱりあげてふっくらとしたバルーンの形状を出しているのが特徴。ギャザーの寄せ方と布の厚さや質感で様々な印象になるようだ。
作りたいと思ったが吉日、RickRackで表布を購入、製作に入る。

ニットの165cm巾1mを色違いで2巻買った。1mでは足りないので、布を継ぎ足し、継ぎ目に幅広のレースでアクセントに。
3日で完成。早かった。

秋冬用なので布地は惜しまずたっぷりと。裏地はさらっとした化繊のものにして、少しでも乾きが早くなればというところ。
表布と裏布を少しずらして縫ったことでしぼりが入ったバルーンになった。思い通りの形状に近づけたつもり。渋い色といい、レースの雰囲気といい、やはりどことなくエスニック感がついてくる。アラジンパンツの雰囲気に近い。
それにしても、本日日中の室温30℃、このスカートを着る気にはなれない。いつになったら、秋冬ものを着られるのだろう。