北海道産・鮮魚。

晴れ
時折行く駅向こうのスーパーで、とんでもないものが売られていた。「北海道産・鮮魚」と書かれたラベルが貼られた瓶に入っているのは、クリオネ。3〜4匹入って、980円。
所狭しと野菜や魚・肉が並ぶ普通のスーパーなのだけれど、最近、海水魚用の水槽が設置され、食べられるのかも分からないエイやサメやらがでーんと泳いでいたり、15万だかいくらかの巨大なクエがどーんと置かれていたりしたこともある。それが伏線だったといえばそうなのだが、クリオネときた日には、凄い手で来たな、と思うしか無い。
ということで、一瓶買ってみた。


水族館でしか見られないクリオネが、自宅でじっくり観察できると思えば、安い(きっと)。衝動買いしてきたので、こんな飼育設備も無い状況で、長持ちはさせられないことは承知。帰って来てから慌てて調べてみるとー。
このページが詳しかった。
http://clione.bunny-grant.net/2005/01/151237clione_style.html
・0〜4℃が適温。
・海水は10日程に一度取り替えると良い。
・餌は「ミジンウキマイマイ」という巻き貝のみを食べる。が、この餌は普通には入手出来ない為飢餓状態で飼育するが、半年ほどは生きるらしい。
・餌を食べていなくても排泄物が出るので、スポイトでとりのぞく。
新鮮な海水が手に入れば、数ヶ月ほどは生かせられそうな気がしてきた。バッカルコーンで有名な捕食シーンが見られないのだけは、残念である。
まさか我が家で最初に飼う生き物がクリオネになるとは、思ってもみなかった。冷蔵庫を開けると、横にしてストックされている牛乳パックの上で、彼らはぱたぱたと羽ばたいている。
今までと変わらず、野菜は新鮮で安いし、肉も安いし、魚も種類豊富且つ安いことで良いのだけれど、クリオネを売っているこのスーパーはどこへ向かうのだろう。