開けまして、夏。

晴れ
午前中出勤だった主様の帰りを待って、一休みする間もなく、出発。梅雨が明けたから、という理由で向かうのは、海!
岡本→三宮→新神戸→福山→笠岡・笠岡港→白石島→笠岡港・笠岡→岡山→新神戸→三宮→岡本
初めて乗る新幹線さくら。

車内のデッキ部分はこんな感じ。

木目調で割と落ち着いた雰囲気。N700系の白っぽいグレー1色のイメージとはかなり異なっていて、面白い。通路やトイレの横のスペースも広く感じた。
岡山駅に着き、笠岡行きの列車を待っていると、向かいのホームに黄色い電車が止まった。夏の日射しが電車をとても明るくしていて、何だか良い。

笠岡に到着。駅を出ると、「カブトガニのまち笠岡」と書いてある。

高速線に乗り、白石島へ。船のデッキへ出て、エンジンの匂いでくらくらしつつ、波しぶきの浴びる位置で、船を楽しむ。水面にかなり近い位置に居るので、足下は海、海面を凄まじいスピードで移動しているスリルが味わえる。

乗客を降ろすと、あっという間に立ち去っていく高速船。ちっちゃい人達が「ばいばーい」と見送ると、乗組員の人が最後に手を振ってくれたのが印象的。

5分程歩くと、白石島海水浴場。

何にも無いところかと思っていたら、ちゃんと入り口にトイレがあって(汲み取り式だったが、とても綺麗だった)、海の家も建設中で、シャワーまであった。
姫さんは船着き場から移動中に寝てしまい、熟睡モード。倅くんと海に入ろうとするも、妙に怖がる。倅くんは砂遊び担当になってしまった。
水質は、残念ながら汚かった。海藻にゴミに、場所によっては少し油のような物が浮いていて、顔を付けたくないレベルだった。
以前に行った本島とさほど変わらない位置環境にあるのに、ここは波が全く無い。海に入っていると冷たい水のところと、温泉のように暖かい部分があって、流れが無い様子。それでも砂浜には、こんなに綺麗なカニが居た。砂地にぽこっと空いている穴を掘ると、出てくる。

穏やかな海とところどころに浮かぶ島は、瀬戸内の風景。
2時間ほど海で遊んで、再度船に乗り、笠岡へ。
帰りの山陽本線で日暮れ。

海での時間をそっくりそのまま海寝ていた姫さんは起きだし、交代で倅くんが熟睡モード。交代で寝たり起きたりするときは、大人には睡眠時間は与えられない。海で泳いだ大人だけが疲れて帰ってくるという図式になってしまった。
今度は思わずダイブしたくなるような、美しい海に連れて行ってやりたい。