温泉オフ2日目。

五浦:晴れ
五浦・浜庄⇒天心記念五浦美術館⇒日立駅ー〈スーパーひたち34号〉→上野→東京ー〈のぞみ181号〉→新神戸→三宮→岡本
北茨城から神戸へ戻る。宿を出て、近くの美術館へ。美術館へ到着したところで忘れ物に気付き、慌てて車を走らせて貰ったりばたばたしつつも、皆と合流。
岡倉天心ゆかりの美術館なのだが、印象に残ったのは、偶々催されていた「没後30年 堅山南風展」の方だった。絵で年を追うような展示になっていて、最後まで見終わると何かが残る。芸術っぽさを意識しているような30代、40代でスランプののち写実に走り、50代で写実にも磨きがかかり、60代で少し肩の力が抜け、70代80代で鮮やかさと自由を手にし、90で絵を楽しむ、といった感じ。
人の絵を見たら書きたくなるだけ、と思っていたけれど、見て良かった。
日立駅まで送ってもらい、みんなとはここでお別れ。


帰りはスーパーひたちでずばっと上野まで。車窓を見ていると、あれ?北斗星だ。さらに、カシオペア。こんな所に停まっているのか。

新幹線の車窓から。何年かぶりに見た、全貌を見渡せる富士山。

実は、出かける数日前に倅くんが洟を垂らし、伝播したあげく私を除く4人中3人が洟垂れさんという状況だった。本人達は全く元気だったので、決行したが、そんな子供達を連れ歩き、迷惑もあったことだろうと思う。一緒した皆様、大変お世話になりました。倅くんは何度も会っている人達に懐いて、手を繋いで行ってしまい、こちらは後を追うだけと楽をさせてもらった。誰かが見てくれているという安心感に寄りかかりすぎるわけにも行かないけれど、普段24時間離れることのない子供達が少し手を離れているのは、貴重な時間だった。
全員の看病を終えた後、看病疲れで倒れる自分が一番重症になるのが最近のパターンだが、さて、病魔をどれくらい退けられるかが問題だ。