花が欲しい。

曇り一時晴れ
いつものようにスーパーへ買い物行ったところ、倅くんが何故か店頭においてある切り花を欲しがった。ならば、折角なので、何度か友人と行っている花屋さん「花かんざし」へ行ってみよう。
中に入ると独特の雰囲気にやや押されたか、もういいと言いだした。が、華やかな色合いの花の前に行くと、「これ」と指指す。

倅くんが選んだのは、左奥の淡いピンクのガーベラ。残りの2本を私が選んで、包んでもらった。
帰って来て、花瓶に活けたら、おおはしゃぎ。こんな反応をするとは思わなかった。思えば、私が小さい頃は公園に原っぱのような丘があって、摘んでも良い花がたくさんあったけれど、この辺りの公園は整備されていて、摘んでも良い花があまりない。花を手に持つ、というのはそんな非日常ではないはずなのだけれど、ここに住んでいるとそんな機会もなかったのか。花を手にしたのが嬉しかった、という倅くんの表現が新鮮だった。
何度か花屋さん行った今でも、花を買う、というと、贅沢極まりないと思って、何故かどきどきする。でも、こんなに喜ぶなら、また。