アヒルと鴨のコインロッカー(映画)。

晴れ
昨日、随分前から撮り溜めていた映画をPSPへ「おでかけ転送」した。すっかり戦国BASARA専用になっていたPSPだが、本来の目的はこちらの方だ。
そして、見よう見ようと思っていた映画を、途切れ途切れさせながら、2日かけて見ることが出来た。
アヒルと鴨のコインロッカー」。伊坂幸太郎の原作を読んで、映画みたいだけれど映画化は無理だろう、と思っただけに、この作品をどのように映画にしたのか、と気になっていた。見て、なるほど、配役が見事だなと思った。結末も知っているし、本で読む時のように伊坂さん特有の文章の妙を楽しむとは行かないが、映像には映像なりのインパクトがある。
そして、聞いたことが無かったボブ・ディランの「風に吹かれて」がどんな曲かを知った。自分には「神様の声」と崇める歌い手はいないな、と、ふと、でも「救世主の寝言」は聞いたことがあるな、と思ったりする。
見終わってもしばらくの間、「風に吹かれて」が頭の中で響き続ける、そんな作品だった。